街の小さなピアニスト音楽教室 たまプラーザ教室の百瀬です。
昨日の夜急に飛び込んできた小澤征爾さん訃報のニュース。
とてもショックでした。
私の地元、長野県松本市はサイトウ・キネン・フェスティバルの開催地です。松本の小学生は課内授業の中で、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏会に招待され演奏を聴くチャンスがありました。
また、吹奏楽をやっていた子どもたちは、松本駅をスタート地点とし、松本城まで演奏パレードを行います。そしてゴールの松本城には小澤征爾さんが待っていくださって、最後は小澤さんの指揮で長野県歌の『信濃の国」を全員で演奏するというのが恒例でした。松本城を望みながら1000人規模の大合奏です。青空の下で指揮をする小澤さんの光景は今でも鮮明に覚えています。
大人になって小澤さんの偉大さを現実的に知るのですが、子どもの私にとってはとても身近な存在だったのです。きっと松本市民みんな同じだと思います。
サイトウ・キネンは、私にとて大変貴重な経験を与えてくれました。この経験が、実は発表街の時にプロの奏者と共演するという企画に繋がっています。
小澤征爾さん、ありがとうございました。
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