こんにちは、街の小さなピアニスト音楽教室 たまプラーザ教室の百瀬綾香です。
今年も過酷な暑さに、地震、台風と厳しい夏休みでしたね…。
夏休みの宿題は終わりましたか!?
今日はぜひ皆さまに読んでいただきたい本をご紹介します。
オーボエ奏者の宮本文昭さんと心理学者の宮田隆さん監修の『ゼロからわかる!クラシック音楽』(世界文化社出版)
この本のお気に入りはまずイラストがかわいい!この表紙に描かれた作曲家にのイラストで思わず手に取りたくなってしまう本です。
クラシック音楽=敷居が高い
なんてとんでもない!!クラシック音楽は私たちの生活の中に溶け込んでいてとても身近なものなのです。
ではなぜ敷居が高いイメージになってしまうのか…。
単純です。クラシック音楽に関する教養や音楽を聴く知的な耳を持ち合わせていないためです。
しかし、これ、クラシック音楽に限らず音楽の教養と知的な耳を持ち合わせていれば、もっともっと音楽が楽しくなります。
知的な耳を持つためには訓練が必要なので、音楽のレッスンを受けていないと手に入れるのは難しいかもしれません。
でも音楽の教養は、本からでも十分学べます。
ポップス音楽にしても、歌詞が理解できている曲と意味がわからない曲では、歌詞が理解できる曲の方が印象に残りますよね!?
さらに知的な耳を持ち合わせれば、歌詞に対してこの音が使われるのかぁ〜と考えたりすることができます。
音楽は耳で聴いて楽しむものなので、教養がなくても知的な耳がなくても楽しむことはできます。
しか〜し!声を大にして言います。
教養と知的な耳を持ち合わせていない人は、多くの音楽を聞き流して(逃して)いる!
教養と知的な耳を持ち合わせている人は、耳で聴き、一度頭の中に音楽が止まるので、ジャンルに限らず音楽を深く楽しむことができるのです。
前置きが長くなりましたが、この本は教養を学ぶためにイチオシの本です。
この本は、スタイル、曲の種類、時代、作曲家、オーケストラや楽器のことが分かりやすく書かれています。
これらの知識があると、知らない曲を聴いても『この曲はバロックの曲っぽい』とか『モーツァルトっぽい』そんな風に聴けるようになるんですよ!しかも無意識に!!
QRコードが付いているため、本で紹介された曲を聴きながら読むことができるのも嬉しい本です。
教養と知的な耳と連呼してきましたが、音楽の学びに音楽がない学びなんてあり得ませんから!
本の後半にはシーン別おすすめの曲も紹介されています。
始めから1ページずつ順番に読む必要もなく、気になったページから読めるので気楽に読めると思います。
初級コースに入った生徒さんには、ぜひ楽譜と一緒に持っていただきたい本でもあります。
街の小さなピアニスト音楽教室のレッスンは『知的な耳』を育てることに力を入れています。
しかも動くことによって、音楽にどんな効果をもたらしているのか、どのように感じるか?というところまで到達するため、演奏(表現)にも繋がります。
街の小さなピアニスト音楽教室のレッスンをぜひ体験してみてください!
新しい音楽の世界があなたを待っています!!
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