街の小さなピアニスト音楽教室 たまプラーザ教室の百瀬です。
今日は、いつも私がリトミックレッスンをさせていただいている保育園で、先生方を対象としたレッスンをしてきました。
これ、ただのレッスンではなく、私が以前より受験しているダルクローズ国際免許サーティフィケイトの受験用のために、お休みの保育士さんが集まってくださってレッスンを受けてくだるというものでした。
昨年も別教科の受験のためにお集まりいただいて協力していただいたのですが、今日は昨年のレッスンの後の様子なども聞かせていただくことができました。
昨年4月に保育士としてお仕事を始めた4名。まだそこまで交流も深くない状態でした。昨年(7月)のレッスンを機に4人がとても仲良くなり、仕事においても上手くいかない時どうするか?など4人で話し合うようになったそうです。
大人なので飲み会でも仲良くなれるのですが…音楽を通じてのコミュニケーションは飲み会とは違うんですよね。
何が違うかと言いますと…それは一体感!
みんなで同じ音楽を作りだすことによって生まれる一体感は、飲み会で仲良くなるのとは訳が違います。
そして音楽は時間の経過とともにどんどん過ぎ去っていってしまうので、遠慮している暇もなく進んでいきます。
これが、はじめましての人同士が仲良くなれる最大のポイント!
先生方の受講後の様子を聞かせていただいた時は本当に嬉しい思いでした。
音楽には様々な力が秘めています。
私は普段あまり泣くことがありませんが、今日は全て終わったとき勝手に涙が出てきてしまいました。
思い返せばこの試験準備を始めて7年。途中コロナで試験が中止になったことで、自分が計画していた受験スケジュールとは大幅にズレてここまでモチベーションを保つことも大変でした。
私一人では準備できない教科にたくさんの人に協力していただくことができて、感謝の気持ちと、やっとここまできたか〜という思いが溢れ出てきました。たくさんの人が私を支えて応援してくれる、そして行動までしてくれる。これは本当に感謝してもしきれないほど有難いことです。
ピアノレッスンは個人レッスンで行われるのでなかなか他の生徒さんとはコミュニケーションがとりにくい側面もありますが、コロナ突入前に行っていたグループでの活動もまたできたらいいなと改めて考えさせられた1日でもありました。