誰も寝てはならぬ

こんにちは、【街の小さなピアニスト音楽教室】都筑教室の森山です。

今年も残すところあと1ヶ月ほど‥

そんな12月目前の本日、11/29はイタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)が亡くなった日だそうです。

プッチーニと聞いて、オペラの数々の名曲が浮かぶ方もいらっしゃるでしょうし、

トリノ五輪で荒川静香さんが金メダルを獲った時のフリー演技の曲、「誰も寝てはならぬ」を作曲した人!

という方がピンとくる方も多いと思います。

‥と、思いましたが調べてみると、なんとトリノ五輪はなんと18年も前とのこと!

もうそんなに時が経ったのですね!今でもあの感動は忘れられません。

フィギュアスケートが好きで、あの曲自体も好きだった私は楽しみで楽しみで、観ないわけにはいかないと、

日本では夜中からの中継でしたが観戦していました。

いざ始まると、もう演技の後半には私のようにテレビの前で観ている人も、ほぼ立ち上がっていた会場の観客も皆、

荒川静香さんの金メダルを確信していたはずです。

それほどの圧倒的なものを目の当たりにし、泣けてきたことを覚えています。

そして、演技が素晴らしかったのはもちろん、やはり音楽の力は凄い!!とも思ったんです。

実際、オリンピック後も「誰も寝てはならぬ」は話題になっていましたよね!

日本中、世界中にあれだけの感動を与えインパクトを残したのも、荒川静香さんの素晴らしい滑りとあの曲のもつ力、

その両方があの本番の舞台で見事に調和し相乗効果が生まれていたからだと思えるのです。

当時のフィギュスケートの試合では歌声のない曲での演技でしたが、本来はオペラ『トゥーランドット』の中のテノールの名アリア。

一度聴いたら忘れられない美しい旋律、美しい音楽✨

クライマックスで力強く何度も言っている(歌っている)のは、『私は勝つ!勝つのだ!(vincero’!vincero’!)』と。

聴いたことのない方は、是非オーケストラの演奏にのって歌い上げる歌手の声を聴いてみてください。

私も昔、実際にオペラを鑑賞しましたが、やはりあのアリアは心が震えます。何度聴いても良い!

プッチーニは他にも日本が舞台のオペラ『蝶々夫人』なども有名ですね。

今日は当時のことを思い出し、久しぶりに「誰も寝てはならぬ」を聴き、書いてみました。

このブログを読んでくださった方の中にも、当時同じように感動された方、いらっしゃるでしょうか🥹🤚

   

 

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