欲求を満たす実践的な方法

街の小さなピアニスト音楽教室 たまプラーザ教室の百瀬です。

人間には5つの欲求があるのをご存知ですか?
生理的欲求・安全の欲求・所属と愛の欲求・承認欲求・自己表現の欲求の5つで『マズローの欲求5段階説』と言います。
この欲求はピラミッド上になっていて、下位が満たされなければ上位の欲求を満たされることはありません。

生理的欲求
眠いから寝る・お腹が空いたから食べる→生きるための欲求

安全の欲求
雨風をしのぐ→生きるための安全
安心する→心の安全

所属と愛の欲求
関わりたい・繋がりたい・関係を構築したい

承認欲求
認められたい

自己表現の欲求
「自発的に」こうなりたい

このような欲求があります。
私たち大人は、子どもに自己表現の欲求を求めがちですが、最初に書いた通り、下位の欲求が満たされていないと上位の欲求には辿り着きません。

生理的欲求は日常生活ではクリアされていることでしょう。
しかしレッスンに置き換えると、お腹が空いている・睡眠不足の状態でレッスンをしても意味がありません。欲求がピアノではないからです。
新年度、新しい習い事などを検討されているかもしれませんが、過度なスケジュールにならないように、生理的欲求が満たされる範囲での計画が必要です。複数の習い事を梯子して、疲れている、眠いの状態でレッスンに来ていないか、新年度になるタイミングで見直してみましょう。

生理的欲求が満たされると、次の欲求へと進んでいきますが、ポイントとなるのは安心感(安全の欲求・所属、愛の欲求)と自己重要感(承認欲求)をいかに満たすことができるかです。
この欲求を満たすことができなければ、自己表現の欲求には辿り着けません。
また、自己表現の欲求は「自発的に」なので他者がどうこうできる問題ではないのです。

自己表現の欲求を満たせる人になってほしいと思ったら、私たちはそれ以外の欲求を十分に満たすことをしなければなりません。

ここで、安心感(安全の欲求・所属、愛の欲求)と自己重要感(承認欲求)を満たす実践的な方法をご紹介いたします。

 絶対に否定しないこと

 話を最後まで聞くこと

否定しないというのは受け入れるのではなく、受け止めることです。
どんなに間違ったことでも、『そう思うんだね』と受け止めてあげましょう。
そして『自分はこう思う』ということを伝えればいいのです。

もう一つ、話を最後まで聞く
これ当たり前のように思いますが、結構な割合の人が実はできていません。
話をさえぎったりしていませんか?
自分の考えを吐き出さないと、新しい考えを納得して受け入れることができません。

絶対に否定しない・話を最後まで聞く

簡単なようで難しいこの2つをぜひ意識して実践してみてください!

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